将来受けられる介護のクオリティは、今住んでいる場所ですでに自動的に決まっている

「学区」と「介護区」

「学区」という言葉があるなら「介護区」という言葉もあった方がちゃんと理解が進むのではないか?と今日は思考を巡らせていました。

「学区」っていう言葉はとても馴染みがあると思います。そうです。住んでいるところで行く学校が決まっている、っていうやつです。今はいろんな都合によっては「越境」というのも認められるようですが、原則は住んでいる場所が含まれる「学区」にある学校に通うことになりますよね。

実は介護も、「中学校区」をひとつの相似形としてサービス分布をさせています。このことはあまり馴染みがないかもしれませんね。

「学区」と一緒で、実は介護も「今住んでいる場所で、将来受けられる介護のクオリティは自動的に決まっている」ということにピンと来ていない人が多いように思います。ちょっと考えてみると、このことは結構背筋に寒気が走るほど、衝撃の事実だと思いませんか?

私の小中時代は、あのビーバップハイスクール全盛期。多くの人が清水宏次朗、中村トオルに憧れた、盗んだバイクで走り出し、校舎の窓ガラスを壊して回った、トイレがタバコの煙でモクモクになっていたあの時代です。

私の学区は幸いなことにふざけて窓ガラスが割れてしまう程度の、礼儀正しい中学校でしたが、隣の学区は毎日規則正しく窓ガラスが割れ、新聞を定期的ににぎわしていた中学校。「隣じゃなくて心底良かった~!」と思っていました(笑)。

今住んでいる場所から車でせいぜい10分~20分程度の範囲内の「ケア力」に、人生の最期を委ねなければいけません。車で40分離れたところに「日本一」のデイサービスがあっても、利用することは実質難しいです。

多くの人がこのことを意識していないためか、車で10分~20分圏内にどのような介護サービスがあるのか?どういうクオリティなのか?ということを全く知らずに暮らしています。「学区」だと学校のクオリティなどについて、みなさんとてもセンシティブになるのですが。。

「介護区」という意識を持てれば、もう少しリアリティを持って正しく、いろいろな対処ができるような気がするのですが。。。

今すぐボランティアへ出かけましょう

「いや~。地元の小学校はちょっといろいろ心配だったから、私立に入れることにしたよー」といって自宅から1時間30分かかる小学校へ子どもが通ったり、送迎したり。場合によっては母親と子どもだけが学校の近くに引っ越したり。

介護も全くおんなじです。自宅の範囲内のクオリティに納得できなかったら、

・自分で自力で通う。

・誰かに送迎してもらう。(施設側はしないので、家族か友人)

・近くに引っ越す。

しかないです。

まずは、自分が住んでいる地域の「ケア力」をチェックしましょう。

方法は簡単です。片っ端から、

「ボランティアさせてもらえませんか?週1日くらいで。」

と申し出てみましょう。

そうすると、どういう介護をしているか?利用者がどういう介護を受けているか?雰囲気や考え方が良く分かります。利用者のお話をたくさん聞きましょう。表情を見ながら。

ここは雰囲気良いなー。自分が通ってもいいなー、という施設があったらラッキー!です。ボランティアで週一でも通い続けましょう。そうすると施設側もあなたのことの理解を深めることができますし、スタッフとも人間関係ができます。実際介護が必要になって通うことになっても、居心地の良い時間を過ごすことができるでしょう。

一方、

「今はボランティアは不要です。」

というボランティアお断りの施設ばかりだとしたら、すぐ引っ越しをお勧めします。

ボランティアを受け入れない施設はNo!です。利用してはいけません。

この人手不足の今、ボランティアを不要という施設は、クオリティを上げる気が無いか、とてもじゃないけど第三者には見られたくない、と警戒している施設です。そんなところに大事な人生を委ねるわけにはいきません。

さぁ!今すぐアクションを!

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