地方でCCRCが進まない理由。

NewsPicksにCCRCの記事が掲載された。
https://newspicks.com/news/2248054?ref=search&ref_q=CCRC&ref_t=top

地方でCCRCが進まない理由は何か?

「地方創生」の位置づけでCCRCを進めていくためには、自治体のリーダーシップが必要不可欠である。
ただ、「地方創生」でいろんな自治体と関わってきて感じたのは、「箱モノ(ハード)先行」になりがち、という点だ。

CCRCは「集まって住む」ことでそのコミュニティのチカラによって、「支えあい」や「生きがい」を創出できるのが本質で、かつ「集まって住んだ」人だけではなく、地域のコミュニティとの多くの接点を創出することが大事なこと。
この「ソフト」の要素は残念ながら自治体が最も苦手とするところなのだ。
自治体は住民の「要求」に対して、保育園や学校や介護施設などの「ハード」を整える、という「提供型」を戦後長く行ってきたために、「要求対応型」の組織風土や組織設計になっている。
つまり、ここでいう自治体のリーダーシップとは、逆説的であるが「(箱モノの)要求に応えない。」という意思表明と実行のリーダーシップが必要ということで、大きな組織転換の方向性を意味する。これはなかなか実現できない。
なぜなら、首長の票が取れなくなるから(本当はそんなことはないのだが。)と信じているからである。

事業者もCCRCには及び腰

一方、事業者も「サービス提供型」というビジネスに慣れきっているので、コミュニティを育めない。
なぜかというと、コミュニティを育んでいくためには、「事業者は余計なことをしない。」「事業者はサービスしません。」という宣言が必要なのだが、怖くて不安で、それができないのである。
うちはサービス満点です!あれもやります。これもやります。ほら、ほかの施設より魅力的でしょ???という方向を目指して行ってしまう。サービスをたくさんつけていくと魅力的な商品を提供しているようで安心するのである。
今のボタンや機能がたくさん付加されている家電製品のようである。

ただ、センスの良い事業者は、なんとなくその方向性は違うように感じているので、分からないことはリスクと感じ、なかなか事業主体として手をあげることができない。
サ高住の80%が介護型で開発し運営されていることも納得で、介護はとても分かりやすい。事業者の今までの「サービスありき」のポリシーと合致する。
自治体にしても事業者にしても、この転換ができればチャンスは目の前にある。
大手企業よりも、地元の中小企業の方がこのCCRC業界に切り込むにはチャンスが多いだろう。

 

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